先日、高屋歴史の会主催で髙屋城に行ったが、本丸にあった井戸が左の写真である。直径1メートル、深さ2メートルぐらいだろうか。土で埋まっているので本当の深さはわからない。髙屋城については、その所在についてよく聞いていたが、行くのは初めてだった。車でいけるところまで行って、山道を片道2キロぐらい歩いた。山の中の道らしき所を歩くので結構きつい。地元の人でも行った人は少なく、よっぽど物好きでないと行かない幻の山城である。戦国の世、毛利軍と藤井軍が戦った髙屋城合戦。500年の歴史を感じる。

 高屋歴史の会の世話人はM氏で高校の同級生である。50年振りに会った。お互い年を取ったとM君も思っているだろう。歴史や民俗学に詳しいようだ。M君を通して「森近運平を語る会」の入会案内が来た。高齢化や過疎化が進み、会の維持運営に不安が生じるようになったらしい。毎年4月には森近運平墓前祭があり、今年は4月21日にある。