昨日、岡山吉備津神社に参拝した。昨年のお札やお守りを処分してもらうためと初詣を兼ねてである。午前10時半頃出発した。吉備津神社に到着したのが昼前だった。人はまばらで閑散としていた。お土産屋や屋台も閉まっていて、参拝客もほとんどなく寂しい限りだった。新型コロナの影響が大きいのだろうが、写真の様に人が少ないのである。こんな吉備津神社の姿ははじめてだった。

吉備津神社の近くには最上稲荷や備中高松城跡がある。最上稲荷は昨年寄った時には、参道沿いにある土産物屋が殆ど閉まっていて人も全くいない状態だった。コロナがおさまりを全く見せない状況を考えると先行きが危ない店も多く出てくるのではないだろうか。コロナの原因や本当にきくワクチンも分からず右往左往している社会を見ていると人間の力のなさをつくづく感じる。

最上稲荷の隣りには備中高松城跡がある。天正10年(1582)羽柴秀吉が毛利軍が守る城を水攻めした歴史好きの人には有名な場所だ。羽柴秀吉は吉備津神社に戦勝祈願に出かけ、吉備津神社に対しては地区住民には危害を加えない約束をしている。水攻めをしている最中に、織田信長が殺害される本能寺の変が起こった。歴史のロマンである。