7月も今日が最後で明日から8月に入る。8月上旬にはリオデジャネイロオリンピックが開催されるが、どうも今ひとつ盛り上がりが感じられない。「リオオリンピックが始まるの?あ、そう。」という感じである。競技もさることながら、それよりもテロの危険があり「平和の祭典」が無事終わればいいがと思う。世界各地で残忍なテロが発生している。物騒な世界になったものだ。
私の子供の頃はオリンピックといえば、4年に一度の世界共通の1大イベントでわくわくして見ていた記憶がある。「平和の祭典」が「勝ち負けを競う競技」になり今では経済効果を狙った誘致合戦でオリンピック本来の意義が薄れてきている。2020年の東京オリンピックがまさにこれに該当する。
1964年の東京オリンピック。マラソン競技で円谷選手が銅メダルを獲得した。「次のオリンピックでは是非金メダルを」という期待が掛かった。その期待の重圧と体の故障で思うように走れなくなった円谷選手は「もうこれ以上は走れない」と言う遺書を書いて自殺した。もう50年も前の話だが、東京オリンピックというといつもこれを思い出す。
結局何が一番言いたいかと言うと、「広島カープが連敗し巨人に追い上げられているので今日は絶対勝って。」ただこれだけ。
最近のコメント