記録的な大雨で、水位が上昇した茨城県常総市の鬼怒川の堤防が、今日午後1時前、決壊した。広い範囲で被害が広がっている。昨日、気象庁が特別大雨警報という、今まで聞いたことのない警報を出していたから、どこかで大きな被害が出るのではないかと心配していた。最大級の警戒をと呼びかけていた。最大級の警戒とは、どんな警戒かと思っていた。最大級の警戒とは具体的にどんな警戒なの?

昔と比べて自然災害の規模が大きくなっているような気がする。ずっと前、ノストラダムスの大予言というのがあった。人類は1999年滅亡するというもので、大きな話題と関心が広がった。結局、人類は滅亡せず、ノストラダムスは大嘘つきのペテン師ということで一件落着した。しかし、その予言の内容は、人類の環境破壊による自然の大災害、地球の温暖化、公害問題、核戦争、車社会の出現による排気ガスでの環境汚染、等によって人類はやがて滅亡するというもので、500年前に、まるで現代の姿を透視するかのように予言しているのだ。

ノストラダムスの大予言は、バカにされ見向きもされなかったが、人類はその予言の方向へ着実に足を進めている。