国民に番号を割り当てて、行政手続きに活用するマイナンバー制度で、2018年から金融機関の預金口座にも任意で番号を結び付ける改正マイナンバー法が、国民に十分な説明のないまま、3日の衆院本会議で成立した。監獄の囚人のごとく、一人、一人に背番号をつけて監視である。とんでもない話で、暴挙といってもよい。十分説明し理解を得た上での成立ならいいのだが、一時が万事、安倍内閣のやることは、独断で先走りすることが多く、何とも情けない。国民も舐められたものだが、舐められても何も感じない国民のほうも情けない。夜の運動だけは感じるというようなことでは、安倍ちゃんの思うツボだ。