今日、秋の大山を描きに行った。大山は不思議な山で、西側から見ると富士山のように見えるが、南側から見るとアルプスのような岩肌になる。井原から313号線を北上し、吉備川上ふれあい漫画美術館先を左に折れ、吹屋ふるさと村方面へ行き、新見にでる。そこから日野町を通り江府町へ行く。このルートを通ると、不思議なことに井原から大山までが、ほぼ一直線になる。大山は井原の真北方向にある。
そのルートで岡山県と鳥取県の境が明地峠である。その峠に「ピットイン明地」という喫茶店があったが、寄ってみると、「今年8月で閉店しました」という張り紙がしてあった。そこから見える大山の風景は絶景であり、有名なスポットの喫茶店だった。寂びれゆく地方の時の流れとはいえ、非常に残念でならない。
昨年は御机(みつくえ)という場所で描いたが、今年はそれより少し蒜山よりから描いた。昼頃まで晴れていたが風が強かった。午後から曇ってきて山も見えにくくなったので早めに帰った。
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