2015年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「安」に決まった。安全保障関連法の審議過程に国民の関心が高まったことや、世界で頻発するテロが人々を不安にさせたことなどが理由に挙がった。「清水の舞台」で越前和紙に特大の筆で揮毫した森清範貫主は「来年は安全な社会を作っていこうという皆さまの総意ではないか」と話した。

はじめは「安」と聞いても意味がわからなかった。「安」といったら、すぐ安いというふうに思ってしまうのは、日ごろディオやコスモスで買い物をよくするからか。