長崎は今日、被爆から70年の「原爆の日」を迎えた。広島に原爆が投下されても尚、降服せず、長崎に再び原爆が投下された日だ。当初の予定では、長崎でなく小倉に投下する予定が、天候が悪く視界が良くないため、たまたま晴れていた長崎に投下したという。天候の違いが、多くの人の運命の別れ道になった。

今日の朝、NHKの教育テレビ「心の時代」で昔の再放送をやっていた。原爆投下時、長崎の診療所で医師をしていた聖フランシスコ病院顧問の秋月氏の話だった。30年ぐらい前の古い再放送だった。過去を忘れて新しい動きに突き進む人間の愚かさや傲慢さ、原子力の開発は人間の知恵とは違うという話などが印象に残った。