矢掛町横谷の県重要文化財「福武家住宅」が18、19日に一般公開され18日に行って来た。福武家は戦国時代の武将・対馬守元重(毛利家の家臣)を祖とする旧家であり、代々横谷村の庄屋を務めていたが、1836年に庭瀬藩板倉家領の大庄屋となった。敷地面積約4700平方メートルに江戸後期の建築とされる主屋や長門門が現存している。

当日は行く途中に雨が降り始めたが、あいにくの天候にもかかわらず入館する人は多く、次々と家に入る人が続いた。午後2時から岡山大落語研究会の落語の公演が1時間少しあり、聞いた。主屋は厨子二階建て、入母屋造、本瓦葺で、正面中央に式台玄関を持つ大規模な建物であり、その格式は高い。