1月も終わり、早いもので今日は節分。節分は昔から年中行事としてあるが、家族の者が鬼の面を被り、鬼に向かって豆を投げたり、家の外に向かって豆を投げたりしたものだった。ところがいつの頃からかそれに加えて何の根拠もなく恵方巻を食べるようになった。恵方巻といっても何のことはない巻き寿司のことであり、恵方に向かって食べるから恵方巻というだけのことだ。

バレンタインのチョコをヒントにしたわけでもないだろうが、節分にかこつけて巻き寿司を売ろうとする商魂で始まったのか、今日のスーパーのチラシにはどこも恵方巻がいっぱい載っている。値段は結構高い。なにかうまく踊らされている感じがするのは私だけか。

それはいいとして明日は立春。なんとなく春が近いことを感じさせる。家の花瓶にはバラが活けてある。だいぶ衰えてきているが、結構長持ちする花だ。綺麗な花のプライドなのか「簡単に散ってたまるか」というように咲いている。