左の写真は美しい若い女性の水彩画である。綺麗な顔立ちの中に知的な雰囲気がよく描き出されており完成度の高い絵になっている。作者は、もう何回も言ってきたので敢えて言わないが、写実絵画を描かせたらトップクラスの実力を持つ画家である。昨年は四国の美術館で作品展を開催されたが、今年は秋ごろ近郊の美術館で個人展覧会を開催される予定である。

テレビでは連日のように稀勢の里とトランプの名前が出てくる。稀勢の里はまあいいとして、問題はトランプ氏である。メキシコ国境に不法移民流入防止の壁を造る大統領令を出したが、その費用はメキシコが払えと言っている。無茶苦茶な言い分に開いた口が塞がらない。

自国第一主義を唱え、移民排斥などを求める声が大きくなっている。異質なものを敵とみなして攻撃し、寛容を失った社会が行き着く先はどこか。私はこういう政権を運営するならいずれ戦争という最悪のシナリオに行き着くような気する。私だけの杞憂であってほしいが。