sannpai平成二十九年も穏やかな天候で静かに開けたが、早1週間が過ぎようとしている。テレビなどでは今年のキーワードに「トランプ」をよく挙げているが、どういう外交をしてくるかが不透明で先行きが見えない。そういう意味では確かにキーワードになるだろう。

今日の新聞に「高齢者75歳以上に」という記事が載っていた。それによると「日本老年学会などが5日、高齢者の定義を65歳以上から75歳以上とすべきだとの提言をした。」と出ている。健康状態が改善し、高齢者の社会参加を後押しすべきだと主張しているそうだ。

 しかし日本老年学会という会なんて今まで聞いたこともない。高齢問題の研究者らでつくる会だと書いているが、高齢者の何を研究をするのか。要は税金や社会保険料を払ってもらい財政負担の軽減をしようとする政府の意図が見え隠れ、最終目標を「年金支給を75歳以上にする」ということは見え見えである。しかし74歳でも高齢者ではないというのは少し無理があるのではないの?