今、講談社文庫の新刊、「残夢」を読んでいる。著者はルポライターの鎌田慧。社会の矛盾、不条理、不正などを書く社会派のライターである。

今年も残り3か月となり、祭りも近くなった。何もなかった昔は、祭りといえば大イベントの行事だった。なにしろご馳走が食べられるので祭りが来るのが楽しみだった。昔は日頃は食べ物も粗末なものだった。それを思うと今は毎日が祭りのようなものだ。贅沢な時代になったものだ。