今日、友人のW氏に案内してもらい矢掛町にある茶臼山城跡や安倍晴明屋敷跡などに行って来た。ちょうど井原の古代まほろば館で「魅力再発見!中世の城館」展が開催されている。山城は自然な地形を利用して築かれ、頂上に主郭、屋根沿いに階段状の曲輪(区画)を設けたのをはじめ堀、土塁などを整備。近世の城のような天守や大規模な石垣は見られない。城主はふもとの館に居を構えた。
今日は、昨日より気温が低かったが、寒いというようなことはなかった。茶臼山城跡の周辺は綺麗に整備されていて、そこから眺める矢掛の街並みも絵になる景色だった。
そのあと安倍晴明屋敷跡に行った。矢掛町から浅口市方面の山を進み、どんどん山の奥に入って行った。やっと着いた所が安倍晴明が天体観測をしていたとされる場所である。その近くに碑があった。帰りの山道の道路に2匹の猫がいた。車が近づくと隠れるように逃げた。おそらく捨てられたのだろうが、そんな奥深い山の中では長いこと生きられないだろう。生きていくことの悲しさを見たような気がした。
最近のコメント