大寒が過ぎ1年で一番寒い季節になった。北日本や中国地方では鳥取県で大雪が降り、雪に慣れている地方の人でさえ驚くような積雪になっている。幸い私の住んでいる地域は雪が少なく、今日は雲一つない晴天になった。

私がウオーキングしているコースに、非常に高い糸杉が2本あるこじゃれた洋風の家がある。こんなに高い糸杉のある家というのは見かけたことがなく、洋風の家もかなり年数が経っている。

糸杉といえばゴッホの絵が頭に浮かぶが実物を見ると、ものすごい木の高さである。それが洋館風の家と相まってエキゾチックな景色を醸し出している。「高くていいなあ、いいなあ」と思いながら通り過ぎるのだが、調べてみるとヨーロッパでは糸杉はなんと「お墓の木」と呼ばれるそうである。花言葉は「死」「哀悼」「絶望」とある。なんという木か。