現在読書中の本が『背信』である。筆者は林原グループの経営に当たった林原靖(慶応大卒)氏である。本に帯付きがあり、表表紙には「バイオ企業・林原破綻の真実!」として「中国銀行は最初から林原を潰す腹積もりであった、その理由は?」とある。
裏表紙には「絶対的権力を持つ銀行と弁護士事務所でタッグを組むことにより、抗いようもない私企業が手足を縛られ、ベルトコンベアに乗せられ、一気に”解体”されてしまった。___これが、林原「破綻」の真実だ!」となっている。
実在する銀行名がこういう本で名前がでることは稀だが「中国銀行」とはっきりでている。物事には表裏があり見る方角からいろいろな見方があるが、私も林原が破綻したことについては大きな違和感を持っていた。書いてある内容が事実無根であれば、銀行も名誉棄損で告訴すればいいと思うが、現在のところそれもない。
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