緊急事態宣言が延長された。当初はゴールデンウイーク明けまでとなっていたが、5月末までの延長である。安倍総理が会見で「国民の命と生活を守る。」と言っていたが、心に響くものではなかった。今までの政府の打つ手は後手後手に回り、総理大臣のリーダーシップが取れない。何故か?新型コロナにはお得意の技が通用しないからか。
森友学園や加計学園問題、公文書の改ざん等、隠蔽、誤魔化しなどの姑息な手段では到底乗り越えられないほど新型コロナは強力な相手である。まさに異常事態の時に、国を引っ張るリーダーの器がはっきり表れるのだが、今までの対応は心許ない。緊急事態宣言を一か月近く延長し休業要請するなら、それに伴う国の休業補償は不可欠なのだが、国の休業補償はない模様だ。私たちは安倍船長の操縦する泥船に乗っているのだろうか。
安倍政権の言っていることは、わかりやすく言うと休業要請では、酸欠状態になっている会社や店を経営する事業主に「酸素補給はしませんが、呼吸するのを1ヶ月近く辛抱して下さいね。」ということなのだ。それがどういう結果をもたらすか?小学生でもわかると思う。昔の、前の生活に帰れるのか?カエルことが出来るのか?
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