岡山の歴史を読んでいる。全15巻で山陽新聞社が発刊したもので、学習漫画であるがなかなか内容が良い。全15巻とも大学のいろいろな教授が監修しており、岡山県の歴史が詳しくえがかれている。岡山県人でありながら知らなかった内容も多くあり、勉強になる。
左の写真が第13巻の明治維新である。薩長連合で徳川幕府を倒し、新しい日本の夜明けが来たと教えられ何も疑わなかったが、薩摩、長州中心の政治は、徳川幕府よりもさらに悪い差別政治だった。貧しいものや弱い立場の人々に対する権力をかざした仕打ちは目に余るもので、とても新しい未来の夜明けというものではなかった。
このことは漠然と感じていたが、この本にもそういうことが描かれていた。
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