台風19号が関東地方を直撃、上陸したが東日本におおきな被害をもたらした。その規模の大きさで日本に接近する前から大変な被害が予想された。普通、台風が通過するのは九州から四国、紀伊半島が主なコースだが、今回の台風は東海地方の真南の海上から北上し静岡、神奈川方面を直撃したのである。

記録的な豪雨で千曲川が決壊したのをはじめ、決壊や氾濫した河川が何十か所もあるという、今まで聞いたことのないようなことが起きているのである。西日本豪雨で真備が浸水被害を受けたが、桁が違うほどの被害の広さである。

台風が接近し上陸する前日、不気味な空になった。まるで夕焼けのようであるが、夕焼けではない。こんな空は見たことがなく、何か恐ろしいことが起きるのではないかと、何とも言えない嫌な予感がした。1週間が経過したが、目を疑うような惨状である。