3月に入り、早いもので今日は雛祭りである。今はあまり言わなくなったが、昔は「一月は往ぬる、二月は逃げる、三月は去る」とよく父母が言っていた。もうすぐ桜が咲き始め、春爛漫の季節となる。本当に季節の移ろいは速い。

一昨日、認知症の男性患者が徘徊中に電車にはねられ死亡した事故で最高裁の判決がでた。「認知症で徘徊中の事故 家族は免責」というものだった。しかしよく内容を見ると「監督が困難な場合」となっている。妻は高齢で自分も介護が必要な状態、長男も別居だった。もし奥さんが健康な状態だったら有罪になっていた可能性もあるということか?ちょっと逃げたような判決ですっきりしない。

そんなことより、自分も認知症にならないよう自分のことを心配しないと。最近、記憶力が本当に弱くなっている。ボケ防止の脳トレに将棋などは非常にいいと思うが、どうも老人のするマイナーなイメージがあるようだ。高齢者がもっともっと将棋を指せば認知症やオレオレ詐欺にやられる人が減るのにと思うが。