先日、ふくやま美術館に「ホキ美術館名品展」を鑑賞に行った。本物よりリアルという見出しがあったが正に驚きの写実絵画だった。近年の美術界では写実ブームが起きているが、ホキ美術館は、日本で初めての写実絵画専門館として２０１１年、千葉市に開館した。

現代日本の写実絵画を収集したコレクションは中国地方で初公開で、絵画でありながら実物を見ているようなリアリティさは圧巻であり、驚きであった。館内は平日にもかかわらず鑑賞者は非常に多く、人気の高さがうかがえた。森本草介、野田弘志、青木敏郎、諏訪敦、島村信之、五味文彦、など日本を代表する写実絵画作家の作品が一堂に集い、驚きのホキ美術館名品展だった。久し振りに、もう一度鑑賞に行きたいと思わせる素晴らしい内容の作品展だった。