昨日、岡山に県美術展覧会(略して県展)の鑑賞にいってきた。雨が強く降っていたが、ホリデーパスを利用して、井原線でいった。清音で降りて伯備線に乗り換えるのだが、プラットフォームも一緒で、待ち時間も短く便利は良い。岡山駅に着くと雨はもうほとんど降っていなかったので、散歩がてら歩いて県立美術館にいった。2年振りだ。、

まず洋画部門から鑑賞した。展示室は地下にあり、数多くの作品が展示されていた。余りに数が多いので、2段掛けや3段掛けのところが多く、順路も迷路のように分かりにくい。右に回ったら、さっき見た絵の所にでたというように。絵を鑑賞する前に疲れてしまう。これは、今年だけのことではないが。

それより気になったのが、入選作品のなかに、誰が見ても明らかに入選レベルに達していない作品がぱらぱら見られたこと。非常に残念なことだ。審査員は8人全員が県内関係者で絵画教室を開いている人が多い。生徒が出品すれば当然、情実がからみ入選させることも、想像に難くない。もちろん、審査員の方は否定されるだろうが。

「李下で冠を正さず」という諺がある。公正さを期すためにも、審査員は岡山県以外の人で構成したほうがよいと思う。私のブログは誰も見ないが、岡山県美術展覧会の主催者には是非見てほしい。