昨日、岡山県立美術館に県展(岡山県美術展覧会)の鑑賞に行った。里庄駅まで車で、その後山陽本線で岡山まで乗った。この展覧会は学生からプロまで応募できる県内最大の展覧会の祭典である。洋画部門の会場に入ると、平日でも鑑賞者は結構多かった。この会場には審査員や招待、委託の作品から入選、入賞の作品まで所狭しと並んでいる。並んでいるというより3段にも4段にも絵が掛かっている状態で鑑賞するのに非常に疲れる。

全体的な印象として、パッと見て目立つ色(赤、青、黄、緑)を使った派手な絵、いわゆる展覧会用の絵がほとんどで、もちろん優れた絵も多かったが、どうしてこんな絵がという絵も多かった。美術館に飾るのだから芸術性も欠かせないと思うが、残念ながらそういう絵は少なかった。

帰りは、あわてて東岡山方面行の電車に乗ってしまい、引き返すミスもしたが何とか無事に午後4時頃、帰宅した。電車を乗り間違えるなんて随分自分も年をとったものだと思った。