先日、ふくやま美術館に「クールベと海」展の鑑賞に行って来た。クールベは19世紀フランスで活躍した画家である。迫力ある荒海を描いた画家としても有名である。
会場に入ってみると、平日のせいもあるのか、コロナの影響もあるのか入場者はそれほど多くはなかった。しかし海の絵は圧倒的な迫力で迫ってきた。
クールベは目の前の世界をあるがままに描いたレアリズムの画家として知られている。山に囲まれた小さな田舎町で育ち、初めて海を見たのが22歳の時だった。以後、好んで海の情景を描いた。晩年は亡命先で失意のうちに58歳の生涯を閉じている。
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