朝晩は気温が下り、今朝は今年一番の冷え込みだった。明日は県北では雪らしい。季節は秋から冬へと静かに移行している。

テレビやネットでは、今日も横綱日馬富士の暴行問題を流している。つい先日までは神奈川県座間市の9人殺害事件を連日のように取り上げていたが、飽きもせずいろいろな事件や事故が起きるものだ。

今日は、矢掛の横谷地区にある曹洞宗・洞松寺に行って来た。天候はのどかに晴れていて、参拝に来る人を圧倒するような山門をくぐり境内に入った。人影はなく深紅の紅葉が秋の空に映え、鮮やかな景色だった。矢掛では有名な寺だが、かなり古い寺という知識しかない。

境内を散策すると何となく心が落ち着いた。寺にきてそんな気持ちになるとは、自分も随分年を取ったと思った。建物の下から猫の鳴き声が聞こえたが、近寄ると警戒して逃げていった。

うちならす 鐘のひびきはそのままに 三世の仏の み声なるらん

赤松月船 老師作詞